航空券の予約って?(発券との違いと、予約から搭乗までの流れ)

飛行機の予約をしようとすると、よくわからない単語が出てきます。

なんとなくわかるけど、正確にはよくわからない単語の一つに、

予約 と 発券 があり、当社のお客様からもたまに聞かれますのでこのページで説明したいと思います。

なお、このページでの説明は一部国際線にも共通しますが、基本的に国内線の場合の流れだと思って読んでくださいね。

 

まず、航空券の予約から搭乗までには、大きく↓のような流れがあります。

予約から搭乗まで

  1. 空席確認
  2. 予約
  3. 発券
  4. チェックイン(搭乗手続き)
  5. 保安検査
  6. 搭乗

それぞれについて、細かく見ていきます。

 

1.空席確認

これの説明は不要かもしれませんが、

乗りたいな、と思っている 飛行機(航空会社、行先、時間、条件)の席が空いているかを確認することです。

空きがなければ購入できませんが、後で説明しますが、✕(空席なし)の状態でも、キャンセルなどが発生することはあります。

 

2.予約

予約は、席を一時的に確保することです。

この時点では、キャンセルや予約変更をしてもキャンセル料等は発生しません。

 

3.発券

予約の時点で席の仮確保はできています。

発券とは、予約した航空券の支払いを済ませて、正式に確保する事です。

発券は、航空券の種類により、

  • 予約と同時に行わなければいけないもの
  • 予約後○日(□時間)以内に発券しなければいけないもの(◎日以内に発券をしなければ無効となるもの)
  • 搭乗日の△日前まで発券しなければいけないもの

などあり、予約しようとしているもの(予約したもの)がどれに該当するかはよく確認が必要です。(旅行代理店が手配した場合は、必ず期限等をご案内します。)

※発券以降は、予約変更、予約の取り消しには、変更手数料やキャンセル料がかかります。(航空券により払い戻し不可のものもあります)

 

ちなみに①

「1.空席確認」での空席数は、

予約をすると1つ減りますが発券期限を過ぎた場合(発券しなかった場合)はキャンセル扱いとなり、空席が1つ増えます。

発券後も、キャンセルをしたり予約変更をすると、空席が1つ増えます。

 

ちなみに②

座席指定は、航空会社のサイトでご自身で予約をする場合には、基本的には予約時に座席指定できることがほとんどですが、航空券の種類によりできないこともあります。

また、旅行代理店で手配する場合は、予約時に指定できることが多いです。(航空会社により追加代金が必要な場合があります)

もし、その旅行代理店で対応できない場合でも、予約番号さえわかれば、航空会社で座席指定を依頼できると思います。

常は、

  • 事前指定対象座席がすべて埋まっている場合(事前に座席指定できる数が航空会社で決められています。)
  • 搭乗日より3日以上前の予約・発券

であれば、座席指定できるとことが多いです。

(航空会社や航空券の種類によるので100%そうとは言えませんが。。)

 

4.チェックイン(搭乗手続き)

飛行機に乗るためには、チェックイン(搭乗手続き)を済ませる必要があります。

搭乗手続きとは、搭乗口や搭乗時刻、機内での座席が記された搭乗券を発行することです。

座席の指定をしていなければチェックイン時には、座席が確定します。

※ホテルや旅館などの宿泊施設で「到着しました。」と伝え、「あなたのお部屋は○階の○号室です。」と案内されるようなものと思ってもらえたらOKです。

※ただし、ホテルや旅館と違って飛行機は飛び立ってしまうので、宿泊施設よりも時間に厳しい点はご注意ください。

※そして、発券が済んで航空券(eチケット控え)を持っていても、この手続きを行わないと、飛行機に乗れなくなってしまいますのでご注意ください。

 

チェックインは、搭乗の数日前(オンラインの場合)~数十分前まで可能です。(チェックイン可能時間等は、航空会社・海外・国内により異なります。)

 

自宅やスマートフォンでオンラインチェックインを行うか、

空港について、空港内にあるチェックインカウンター(航空会社のカウンター)か自動チェックイン機で手続きをすることになります。

ただし、オンラインチェックインは、路線や場合(幼児をお連れのお客様、特別なお手伝いが必要なお客様、視覚または聴覚に障がいのあるお客様、グループ予約など)によっては利用できないケースもありますので、航空会社のウェブサイトでご確認ください。

(長くなったのでちょっと休憩に写真をはさんでみました。エミレーツ航空のボーイング機です。)

 

5.保安検査

簡単にいうと持ち物チェックです。飛行機に持ち込めないものを持っていないか、身に着けていないか、などをチェックされます。

初めての方がびっくりしないようにどんなチェックがあるかお伝えすると、

  • ペットボトルの中身のチェック(中身を飲んでくださいと言われたり、においをかがれたり、機械でチェックしたりされます。)
  • リチウム電池を使っているもの(PCやスマホ、タブレット)はバックの中から取り出すように言われます
  • はさみ(小さなものでも)は、持ち込み不可です。
  • 靴を脱がされたり、上着を脱がされたりします。
  • 時計やベルトは身に着けていても大丈夫なコトが多いです。(たまに、外すように言われます)

上記のようなチェックがあると、すこしドキドキしますが、あなただけではなく皆さん一律でチェックされているのでご安心ください。

※国際線の場合はさらに厳しいチェックがあります。(持ち込める液体の量が限られているなど)

 

6.搭乗

5保安検査を終えると、搭乗口に向かいます。

搭乗口とは、バスや電車でいう「乗り場」の事です。

番号やアルファベットで指示されます。(搭乗券に記載されています。)

どんなに遅くても、搭乗口には搭乗の10分前までには行くようにしてください。

大きな空港では、保安検査場からはなれた場所を指定されることもありますのでご注意ください。(徒歩移動に10分程度かかる場合もあります。)

保安検査場の中にもトイレや、待合室はありますし、お土産などを買う場所、食事できる場所あります。

ですが、たまに、ないこともありますし、保安検査場の外の方が種類は豊富なことが多いので必要なものは保安検査前に済ませることをお勧めします。

搭乗口の番号の場所までいくと、椅子が並んでいると思うので、そちらで搭乗、出発までお待ちください。

機体の到着遅れや天候等により、時間変更や搭乗口の変更があることもあります。

その場合は、空港内の放送(空港内にいればだいたいどこでも聞き取れるように案内してくれます)や、

カウンターに記載されているか、カウンターにいる方が教えてくれると思います。

 

あとは、カウンターの方が搭乗の案内をしてくれます。(チケットの種類や、補助が必要な方の場合や、座席番号や座席の位置(窓側や通路側)によって先に搭乗を案内されたりします。)

駅の改札口のような場所で、搭乗券をかざしたり、スマホをかざしたり、カウンターの方がチケットの読み取り機にかざしたりして、改札口(のようなもの)を通って、一方通行の道を進み、飛行に乗り込みます。

(または、さらに飛行機の近くまでバス移動をすることもあります)

 

ご自分の席まで移動して機内に持ち込んだ荷物があれば、

  • 座席の上の棚に入れる か、
  • 小さな荷物であれば、座席の下や手で持った状態

で席に着き、シートベルトを締めます。

機内では、機内のWi-Fiサービス以外を使った通信はできません。(機内モードにする必要あり)

座席には読書灯がありますので機内誌や持参の書籍・雑誌を楽しんだり、機体によってはエンターテイメントシステム(※スマホに接続して使うものもあり)をお楽しみ下さい。

※航行中(ドアが閉まってから着陸滑走が終わるまでの間)や離陸時は、リクライニングやテーブル、トイレ、(機体によっては電子機器も)は離陸時は使用できませんのでご注意ください。

(使用可能になったら機内放送がありますのでそれを待ちます。)

 

座席に無事に付けたら、あとは、客室乗務員やパイロットの指示に従って、快適な旅を楽しみましょう!

 

その他、初めての飛行機旅が不安、どうしたらいいの? などは、遠慮なくお尋ねください。

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